「肉を食べる」ことをいろいろな角度から考えてみた!

ほぼ毎月開催している、横浜市緑区中山でのシェアReadingの会。

今月のテーマは「肉を食べる」
平日昼間ながら、個性溢れる方々にお集まりいただき、大いに盛り上がりました。

こんな本が集まりました!
こんな本が集まりました!

発酵系料理を得意とするシェフ、マラソンを走る獣医さん、肉は基本的に食べませんという昆虫を愛し、生物の孵化が趣味という方、畑を耕し、醤油も味噌も作っている方など、肉食を語り合うには最高のメンバー!

私がお持ちした本の他に、参加者の方々が持ち寄ってくれた本も含め、ラインナップは上の写真!

中には、お嫁にいく時にお父様からプレゼントされたという使い込んだ野菜料理の本も!

選んだ本を手にしてパチリ
選んだ本を手にしてパチリ

ベジタリアンのルーツはピタゴラスにあった!

ベジタリアンのルーツはピタゴラスにあった!(輪廻転生説をとったため、動物を食べたらそれが亡くなった肉親だった、、なんていうことはあってはならない!という流れだったようだ)

ヘンリー8世の離婚が原因で、イギリスの魚食文化は衰退した(フィッシュアンドチップスが発明されるまではw)
などの興味深いエピソードも発見。

2時間の間に、こんなにいろいろな話題で盛り上がりました!

肉は美味しい。

でも、このままみんなで肉食を続けていたら環境にも悪いし、食料不足にもなるのでは?
動物を殺して食べるのは残酷なのではないか?でも、魚ならいいのか?
屠殺がアンタッチャブルの世界とされるのは日本だけ?(西洋では肉屋さんは尊敬される職業なのでは?イスラムでも男は羊を捌けて当たり前?)
肉をやめられないのは、栄養ではなく、文化的な刷り込み?父権的封建制度の賜物?
野菜を食べるのが金持ちや力のある人の象徴になれば、ベジタリアンが増える?
250年前に肉食を始めたことで、腸の負担が少なくなり、脳が発達した?
動物を捉えてそれを共同体で分けることで、脳が発達して人間たりえた?
脱アフリカの時に、場所によって異なる植物のどれが食べられてどれが毒なのかわからないことで、肉食は安全だった?

肉屋さんに混じって屠畜の現場を見たけどすごかった!

本当にたくさんの話題で盛り上がり、肉を食べるということについて改めて考えるきっかけになりました。

これも本を介するから対話だからこそ、初対面の人ともこんな話ができるのです。

 

読んだ本は、このブログでも逐次紹介させていただきますね。


その後、、、

夕方のデパ地下で、黒毛和牛のステーキとラムチョップが半額になっているのを手に取ったのに(普段なら絶対買う!)戻してしまったワタシなのでありました、、。

次回の開催は、
11月24日(土)10:30~12:30
季楽荘(横浜市緑区中山町89-2)
テーマは「発酵を考える」
参加費 2500円(当日現金払い)

参加のお申し込み、お問い合わせは、お名前、当日連絡がつく電話番号を添えてこちらまでお願いします。