我が家のホワイトシチュー

一週間ほど前にホワイトシチューを作りました。

まだ暑さの残る日でしたが、もう直ぐ大学入学のために家を出る息子の大好物ということで作ったのです。なにせ真夏でも「ホワイトシチュー食べたい」とか言い出すヤツなので。


で、その写真をFacebookに投稿したところ、ここ数日会った人たち何人もから「あのホワイトシチュー美味しそう」「作り方教えて」と声をかけられました。
その写真(この下の写真が同じもの)は何の変哲もないホワイトシチューなのですが、とりあえずウチ流のこだわりを書いてみようと思います。

我が家のホワイトシチュー
我が家のホワイトシチュー

こだわり①鶏肉とホタテを入れる

ボイルホタテでも、ミニホタテでも、干し貝柱でもいいので、鶏肉だけではなく、ホタテの味が加わるとぐっと美味しくなります。今回は干し貝柱を白ワインで戻しておいて戻し汁ごと加えました。できれば冷蔵庫で半日以上置いておくとよりいい出汁が出ます。

こだわり②きのこはmust!

きのこはいい出汁を出してくれます。
歯ごたえを考えるとエリンギを輪切り(ここポイント!エリンギは絶対輪切りが美味しい!)。
この日はヒラタケが安くなっていたのでこちらを投入。ダシはエリンギより出ますね。

こだわり③昆布水で作る

できればハサミで細く切った、あるいは切れ目をたくさん入れた昆布を水に浸し、冷蔵庫で一晩おいたものを使います。味噌汁にも、お浸しにかける醤油にちょっと足すにも、お米を炊くにも便利です。昆布水は和風だけでなく洋風の料理にも合うのです。京都の有名なイタリア料理のお店ではパスタを昆布水でゆでると聞いたこともあります。

もちろんそのまま飲んでもミネラルたっぷり。スポーツドリンクを飲むよりずっとカラダにいい気がします。
冷蔵庫に入れておけば一週間くらいはもつので、ほぼ常備しています。

こだわり④米粉で簡単!

ホワイトシチューを作るのに一番面倒なのはホワイトソース作り。
ですが、私はもうここ何年もホワイトソースを作ってません。
米粉を冷たい牛乳に溶かして、煮上がった具に加えてかき回しながら加熱すればとろみがつきます。
本来なら大量のバターで小麦粉を焦がさないように炒め、牛乳を加えてダマができないように細心の注意を払って(も失敗しちゃうこともあり)作るホワイトソース。
これを作らなくていいというのは、気楽に作れる、そしてバターが入らないからさっぱり、カロリーも大幅ダウン。
そしてもう一つ。
小麦粉に含まれるネバネバの元、グルテンが米粉にはないので、鍋を洗うのもするんと取れて後片付けまでラク、なのです。
もう小麦粉のホワイトソースには戻れない!
バターの香りやコクが欲しければ別に加えればいいのです。

こうしてあれこれのダシたっぷりのホワイトシチューは、塩胡椒だけで味が調います。

ネットで探したら(ホタテも昆布水のことも書いていないですが)、米粉を使ったホワイトシチューのレシピが、6年前に出演したラジオ番組のサイトに残っていましたので、リンクを貼っておきますね。米粉と牛乳の分量どのくらいなの?という疑問が出ると思うので。