一人で食べる姿が美しい人

「一人で食べている時の姿が美しい人」

 

たしか、そんなタイトルだったかと思う。

 

学生の頃、ちょっと背伸びして読んでいた雑誌「クロワッサン」だったか。

写真は吉永小百合さんだったと思う。

20代のころは、どんな大人になりたいか日記によく書いていました

どんな大人になりたいか。

10年後、どんな自分でいたいか。

 

そんなことを考えては日記に書いていたその頃。

 

「一人で食べている姿が美しい人」

は、私の中で目指す大人の女性のイメージの一つになった。

50代になった今、その言葉が蘇ってきました

50代になると、家族がいても、一人で食事をする機会が多くなる。

そんな時、この言葉を、イメージを思い出す。

 

一人で食べる時、誰も見ていない時にこそ、姿勢を正して食べたいって。

ちゃんと器を選んで、テーブルを調えて食べたいって。

 

そしてもう一つ。

10年後、どんな自分になっていたいか。

考えて暮らす習慣を取り戻そう。

そんなことを思いながら、ちょっと丁寧にいれたお茶を飲むのでありました。